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2007年 06月 24日
「うた」という字は「歌」とも「詩」とも書けるけど、やっぱりこのバンドには「唄」という字か一番似合う。このバンドの音は本当に人の中にじわっと入り込んでくる。中川の歌声はぶっきらぼうと言えちゃえるぐらいだけど、聞いてる側は暖まって仕方がない。それは挑発的な言葉だろうと、阿呆らしい言葉であろうと、継ぎ足す言葉の一つ一つに染み出てくる人間の匂いのせい。荒れ地にあるリアルだ。つまり、それは僕の毎日ってことでもあるんだけど。
彼らの唄を聞いて幸せな気持ちになってくるのは、そんな人間臭さがあるから。お陰で、我が人生もまだまだ捨てたもんじゃないと思えてくるのだ。それって本当に素晴らしいことだ。止むことのないコール&レスポンスに溢れまくってた笑顔。音楽が形作るものの大きさに胸が打たれる。 全ての言葉を唄に。そうすりゃ世の中少しはましになるかもしれない。唄が信じられなきゃなにも信じられん。何よりこんなにも唄ってるバンドがここにいるのだから。 詳しくはどこかに書きますので、その他雑感を。 今日は結構若い人もたくさんきてました。バンドとしては非常に健全でいい事だと思います。それにしても、20才そこそこ(外見、自分判断で)の女の子が「この戦争を止めさせろ」とか合唱しちゃうのってその人的にどうなのか。幸せになれる事を祈ってます。 辺野古節は名曲です。あの心意気を忘れてはいけないと思います。
by let-it-bomb
| 2007-06-24 21:09
| live
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